宮崎都城 ヨガスタジオリンデンの 畠山さきです。
一説によると、ヨガポーズの数は8400万以上と言われています。
得意なポーズもあれば、苦手なポーズもありますよね。
今日は苦手なポーズに取り組むときに、自分を傷付けず前向きに挑戦するコツを3つご紹介します。
というコツなのですが、もう少し噛み砕いてでご説明します。
🕊①耐えなくて良い
苦手なポーズに対して踏ん張りすぎると呼吸が浅くなったり、止まったりしませんか?
呼吸が不安定だと筋肉は硬直するので、ケガをしやすくなります。
さらに内臓・血管に負担がかかり心拍や血圧上がることで、気持ちを乱すこともあります。
向上心を持つことは素晴らしいことです。
とはいえ、自分を傷つける行為はヨガではタブーです。(八支則/アヒンサー)
ここでいう自分というのは、身体はもちろん、心もです。
身体を傷つけないことはわかりやすいですね。身体が硬いのに無理して伸ばさなくて良いという具合です。
それでは、”心を傷つけない”とは、どのようなことでしょうか。
苦手なポーズ中に、私たちは自分を攻撃しがちです。
「バランスが取れない集中力のない私ってダメだ。」
「身体が硬いから、恥ずかしい。私って場違いだ。」
など、自分自身を責めて傷つけていることがあると思います。
確かに、バランスは今は取れないかもしれません。身体が硬くて、手が足に届かないかもしれません。
ですが、それはそれです。
その現象という事実だけであって、自分まで否定する必要はないですよね。
できないポーズに耐えているとき、身体や心に無理をさせていませんか?
それは心地よくヨガをするために、心地よく生きるために必要なことですか?
必要がなければ、手放してみる選択肢もありますよ^^
🕊②エッジを押し広げる感覚を持とう
苦手なポーズに挑戦したい気持ちも分かります。
挑戦するときのコツは、できない境界線を乗り越えるのではなく、そこを押し広げる感覚を持つことです。
ここではその境界線を”エッジ”と表現しています。
自分の現状を認め、制限をかけているエッジを見つけてみましょう。
例えば、前屈でモモ裏がつっぱる方は、もも裏のエッジを意識してみましょう。
できれば触れながら(意識だけでもOK)、吐く息に合わせて少しずつエッジを押し広げていくのです。
感覚に触れながら、可能性を押し広げていくこの方法は、見えないものに挑むよりも意識しやすいです。
エッジを一気に飛び越える取り組み方は、運が良ければ成功します。
とはいえ、身体を痛める危険がありますのでお勧めしません。
🕊③自分自身に意識を向けてみて
苦手なポーズに取り組むとき、誰かと比べてはいませんか?
「あの人ができるのに、私が出来ないなんて」
「本にはこう書いてあったから出来ないとおかしい」
誰かと比べている時、私たちの思考は外側へと向いています。
その時、意識が内側に集中していない状態ということに、できるだけ早めに気がついて欲しいです。
他人と比較するとき、私たちは苦しみを覚えます。
嫉妬や執着が生まれるからです。
心地よく過ごすためのヨガで
苦しみを抱いては勿体なくないでしょうか^^?
そんな時は思い出して欲しいです。
”自分が何のために、どうありたくて ヨガをしているのか”
内観を続けることで、意識が自分へ戻り、自分なりのポーズへの向き合い方の答えが見つかります。
冒頭の言葉に戻りますが、大切なのは自分が何のためにヨガをしているのかに基づいて、動いていくことです。
この考え方は日常生活にも通ずるところがありますね。
自分の(人生、一日、家族、料理など)において大切なことは何か。それが分かれば軸が通った、自律した生き方ができますね。
とはいえ、人生など壮大なテーマを扱うのは難しいです。
ヨガポーズなど扱いやすいものから試してみるのもありですね。
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