宮崎都城 ヨガスタジオリンデンの 畠山さきです。
今回はインドの神様についてご紹介します!
ガネーシャです!

インド・ネパール・バリ島などを旅すると、至る所にガネーシャいます。
とても大事にされていることがわかります。
ガネーシャ祭り(ガネーシャ・チャトルティ)はインド3大祭の1つであり、2021年は9月10日だそうです。
ガネーシャは、豊穣や知識、商業の神様です。
長い鼻で行く道すべての障害を取り除いて、成功を与えてくれると信仰されています。
ヨガクラスでは、練習が順調に進むよう「ガネーシャマントラ」を最初に唱えたりします。
ガネーシャの姿はとってもユニークですよね。
4本の腕をもつ太鼓腹の人間の身体に、片方の牙が折れた象の頭をもっています。
ネズミに乗って移動します。
ところで、どうして象の頭をしているかご存じですか?
理由は複数の神話が存在しますが、一番有名なものをご紹介します。
ガネーシャ誕生物語 ざっくり解説
昔々あるところに神様の夫婦がいました。
女性の神様は、パールヴァティー。
男性の神様は、シヴァというヒンドゥー教において最も影響力を持つ3柱の主神の中の1人です。
ある時、シヴァが外回りへ、パールヴァティーは沐浴をしていました。
パールヴァティーが身体を洗っていると、垢がたくさん出てきました。
そこで、その垢を集めて人形をつくって命を吹き込むことにしました。
命が吹き込まれた垢人形は、ガネーシャと名付けられ、パールヴァティーの息子となりました。(!)
パールヴァティーは沐浴中に怪しいものが寄らないよう、ガネーシャに見張りを頼みます。
そこに帰ってきたのが夫、シヴァでした。
シヴァはガネーシャの存在を知りません。
ガネーシャもシヴァの存在を知りません。
自宅に入ろうとするシヴァをガネーシャは母の言いつけどおりに拒みます。
すると、見知らぬ者に自宅への入室を拒まれたシヴァは大激怒。
ガネーシャの首を切り落としてしまいました。(え!)
さらに、その首を遠くへ投げ捨ててしまいました。(え!!))
ガネーシャがいないことに気がついたパールヴァティーはシヴァを咎めます。
「彼はあなたの息子です!首を探してきてください!」
シヴァはガネーシャの首を探しますが見つかりません。
仕方がないので、出会い頭の象の首を落として持ち帰ることにしました。(えーー!!!)
自宅へ戻りガネーシャの体に、象の首を取り付けます。
すると、命がやどり無事にガネーシャは復活することができました。(・・・)
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い、いかがでしょうか?
ツッコミどころ満載のインド神話です。
神様も怒ったり悲しんだり、エゴを捨てられなかったり、すごく身近な存在に感じませんか?
インド神話は、世界の神話との共通点も多くとても興味深いです。
インド神話の本はスタジオに置いてあります。
次回予約のある方には貸し出し可能なのでお声がけくださいませ。
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