宮崎都城 ヨガスタジオリンデンのさきです。
突然ですが「ヨガって何?」
そう尋ねられたらどのように答えますか?
今日は「ヨガ」という言葉の由来についてご紹介します。
🕊カラダとココロと精神をつなぐ
ヨガという言葉は、サンスクリット語の “ユジュ” が由来です。
「つなぐ」「結びつける」という意味が込められた言葉です。
ヴァガヴァッド・ギーターというヨガの経典には、
ヨガとは『馬にくびき(ハーネスのようなもの)をかけるように心身を制御する』と馬車の様子に例えられています。
図解するとこんな感じです。
それぞれ表しているものがあります。
- 馬 ・・・五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)と5つの運動器官(手/授受器官・足/移動器官・生殖器・排泄器官・発語器官)
- 手綱 ・・・意志/思考、感情(心)
- 御者 ( ドライバー ) ・・・記憶/知性、理性(心)
- 馬主・・・真我/ほんとうの自分(精神)
- 馬車 ・・・体
- 道 ・・・人生
- 天気・・・外的な刺激
この例えでは、ココロ・カラダ・精神が互いに影響しながら、人生という道を進んでいることを教えてくれます。
馬主(精神)とドライバー(心)の意見が一致しないと、行き先が定まらず道(人生)に迷います。
天気(外的な刺激)を受けて、馬(五感)は暴走します。
馬をなだめて真っ直ぐ進むには、手綱(意志/心)を上手く使うことが重要です。
手綱を上手く使い、馬を制御するには知恵が必要です。
賢いドライバー(記憶/知性、理性(心))であれば、困難な道(人生)に差し掛かったとしても、うまく乗り越えられるでしょう。
馬車(体)を引っ張る役者が揃っても、車体が錆びていると思うように進みません。
このように、ココロ・カラダ・精神が互いに影響しながら繋がっています。
🕊バラバラになる、ココロとカラダと精神
本来、ココロ・カラダ・精神は一つのものとヨガでは考えられています。
とはいえ、ストレスや固定概念でバラバラになることがありませんか?
「頭が真っ白になった」とか「気がついたら〇〇していた」
「やめたいのにやめられない」「したくないけど、立場があるからやらないといけない」など。
自分の意思が働かない時、ありますよね。
心って、捉えようがなくて
苦しんだり、もがいたり、傷ついたり…
幸せや喜びを感じるだけでなく、暴れ回るものです。
まさに心は暴れ馬のよう、刺激があると荒れ狂います。
思うようにいかないとき、人は苦しみます。
本心と、行動のギャップが大きい分だけ葛藤がうまれるからです。
ヨガの教えは、その苦しみから解放するためにあります。
暴れ馬を落ち着かせ、自分自身でコントロールするテクニックがヨガの教えに込められています。
わがままに生きるコツではなく、周りと調和しながら自己を整えていく愛あるテクニックです。
それが、ココロ・カラダ・精神 を繋ぐことです。
バラバラになったそれらを一つに戻し、調和に向かいます。
その過程で、生き難さや苦しみが減り、本来の穏やかな姿が戻ってきます。
具体的にどんなテクニックがあるの?というと
呼吸法や瞑想、ポーズ、哲学、思想などから学べます。
少しずつではありますが、レッスンにおいてもご紹介いたしますね。
深く学びたい方には養成講座をお勧めいたします。
ヨガある暮らしで、心地よさをつむいでいきましょう。
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