ヨガクラス前には 自分を観察しよう

ソボクな疑問に答えます

みなさまからの質問に 宮崎都城ヨガスタジオリンデン代表の さき がお答えします!

心の奥のモヤを晴らして、ヨガある暮らしを楽しみましょう。


Question
クラスの前の心の準備を教えてください。


Answer
ヨガクラスで大切なのは、心地よさを感じられる範囲で取り組むことです。

変化を感じ取る準備として、クラス前に “いまの自分” の状態を観察しておきましょう

これを内観といいます。
ヨガの最中やマットを降りた後でも大切にしたいことです。

観察の仕方は人それぞれで構いません。

最初は難しく感じると思いますが、徐々に慣れてくるので焦る必要はありません。

今回は私なりの観察手順と方法をお伝えします。

難しくないのに、内観しやすい おすすめの方法です。

1:まず楽な姿勢になる

2:からだを観察する

3:呼吸を観察する

4:こころを観察する

1、まずは楽な姿勢になります

理由はとてもシンプルです。
姿勢が安定しないとモゾモゾして集中できないからです。なので、座るのが辛い時は、寝そべることも多いです。


2、からだの感覚に意識を向けます

五感で感じることや、内側の血液の流れや筋肉のかたさなど、自分に起きている反応ならなんでもかまいません。例えば、五感で感じるのは「背中が暖かい や 腰が重い」という感じです。言葉で言い表せない時も焦らなくて大丈夫です。そういう時は、色や形に例えるのがおすすめです。


3、呼吸の様子をみます

こころにアプローチする前に、呼吸を整えることが肝心だからです。呼吸の様子を見るだけで、呼吸の質は最適化していきます。

4、こころを観察する

難しさを感じる方もいるかもれません。心は目に見えないから無理もありません。私はハートの奥に意識を向け、観察します。「キラキラ、もやもや、ワクワク」など言葉で表したり、からだ同様に色や形に例えたりします。たまに、心の本音がふっと湧いて、涙が出るほど癒されたり、やりたいことが明確になったりもします。



慣れると3分くらいですべてを観察できるようになります。

こころを見るのが難しい方は、クラス前にも時間をもうけているので繰り返し練習してみましょう。
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内観は自分を受け入れること、そして感度が高まってできることです。
筋トレと同じように、すぐにできるようになるものではありません。
ですが、取り組んだ分だけ反応があるので、焦らず自分のために内観の時間をとってみましょう。

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神奈川県 茅ヶ崎市 出身 2020年宮崎県へ移住

 ▷プロフィール
20歳でヨガに出会う。
南インドのヨガ道場で、ヨガによる内観を体験し、探し求めていた 心を潤す豊かさ を受け取る。

湘南茅ヶ崎でヨガクラスをスタートし、2021年より第二の拠点として宮崎県にて全米ヨガ資格取得スクールを開校する。

 伝えているのは、自分にくつろぐ感度を拡大させる「暮らしの選択肢」としてのヨガ。
医療関係者に定評あるOMYOGAスタイルによる、解剖ベースのアーサナを入り口に、内観しやすい導線づくりを大切にしている。
 
\ヨガのここが好き/
 ・外側に求めがちな心のヨリドコロは、自分自身の内側にもあると意識を変えてくれたこと
 ・愛 を体感できること
 ・自分で道を選択する力を宿してくれるところ