「もっと深く、自分を知ってみたい」
その真っ直ぐな願いを胸に、集まった仲間たち。
宮崎の都城、そして子供の国の2会場で駆け抜けた、全25回のヨガ指導者養成講座(RYT200)。
そこにあったのは、単なる資格取得のための時間ではありませんでした。 半年という月日をかけて、自分の身体を、そして心を丁寧に耕し続けた、泥臭くも美しい「変容のプロセス」でした。
「中立」という、強固な土台で身体を整える
「なんとなく、心地よい」の先へ。 今回の講座で私が最も大切に伝えてきたのは、医師監修のエビデンスに基づいた「中立(ニュートラル)」という身体理論です。
私自身、かつてヘルニアで手術を宣告されるほどの痛みを経験しました。 だからこそ、受講生の皆さんには「怪我をしない、させない」ための確かな知識を手にしてほしかったのです。
- なぜ、そのポーズで腰が痛むのか?
- なぜ、中立に整えるだけで呼吸が深まるのか?
解剖学の難しい用語に頭を抱えながらも、一つひとつの骨の並びを確認し、自分の身体で「正解」を探していく作業。 知識が「体感」へと変わった瞬間、皆さんの瞳にパッと光が灯る。 その瞬間こそが、講師である私にとっても何よりの嬉しい瞬間でした。
「型」を破り、個性が花開いた瞬間
講座の後半、基本をマスターした皆さんに取り組んでもらったのが「自分らしいアレンジ」のワークでした。
これが本当に、驚くほど面白かった!
それまで教科書通りの言葉を一生懸命伝えていた皆さんの口から、これまでの人生で培ってきた感性が、ヨガと混ざり合って溢れ出してきたのです。
- 胸を大きく開くポーズでは、「空から降る雨を、胸いっぱいに浴びるように開いて」という詩的な表現。
- 頭の上で合掌するポーズでは、「まっくろくろすけを両手でそーっと捕まえて……パン!」という、子供たちの心を一瞬で掴むようなチャーミングなリード。
自分だけの言葉で、誰かの心に届ける。
「正しさ」という土台の上に、その人だけの「色」が乗った瞬間、受講生の表情に瑞々しさが宿りました。
都城と宮崎。それぞれの場所で育まれた絆
落ち着いた空気の中で、自分自身と深く向き合った都城校。
窓の外に雄大な海が広がり、身体と心を解剖した宮崎校。
会場が異なれば、集まるメンバーの個性も、そこで生まれるエネルギーも全く違います。
それぞれの校舎で、半年間じっくりと醸成された絆。
宮崎の豊かな自然に抱かれながら、私たちは「今、ここ」にある自分を、少しずつ、でも確実に受け入れていきました。
都城校の様子

「私なんて」が「私だから」に変わる、25回の奇跡
25回の講座を通じて、私が目撃したのは「表情のグラデーション」です。
初日は緊張で固まっていた顔が、お互いにアジャスト(調整)を練習し、支え合ううちに、本当の家族のような温かな笑顔に変わっていく。
「私に教えるなんてできるのかな」と不安げだった声が、最終日の試験では、堂々と、そして慈しみに満ちた指導の声へと響き渡る。
卒業試験を終えたとき、そこには「資格」という紙以上の、「私はやり遂げた」という自分への揺るぎない信頼が刻まれていました。
こどもの国、卒業試験の様子


結び:終わりの日は、始まりの日
25回の講座を終えたとき、そこには「資格」という紙以上の、「私はやり遂げた」という自分への揺るぎない信頼が刻まれていました。
身についたのは、一生付き合っていく自分の身体をケアする「地図」であり、どんな時でも穏やかな自分へ帰れる知恵です。
身体と心を整えることは、人生を整えること。
宮崎で共に流した汗と、生まれたばかりの瑞々しい言葉たち。
ここで育まれた知恵が、皆さんのこれからの人生を、より自由で、志に満ちたものにしてくれると信じています。
卒業、おめでとうございます。
|Information
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「自分の身体を正しく知りたい」「自分らしい言葉で誰かに伝えたい」 その想いを、確かな理論と温かなコミュニティでサポートします。
■ 身体と心の土台を築く:ヨガ指導者養成講座(RYT200)
医師監修の「中立」理論をベースに、解剖学から自分らしい表現まで、25回かけてじっくりと学びます。 一歩踏み出した先にある、新しい自分に会いに行きましょう。

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