RYT200の試験内容や合格率はスクールごとに異なることをご存じでしょうか?
ヨガスタジオリンデンのRYT200の試験内容や受講期間、合格のポイントを紹介します。


試験内容について



ヨガスタジオリンデンのRYT200の試験内容は授業内容から出題します。
筆記試験は自分のためのヨガと教えるヨガの知識、実技試験では授業の進め方をテストします。

筆記試験は前回の授業の復習として行います。
授業内で講師がポイントを説明するので要点を確認しておきましょう。

筆記試験約15分間のテスト1回 、90分間のテスト1回
実技試験60~70分の試験1回

実技試験はオリジナルヨガクラスを発表します。
評価基準が30項目ほど設けられており、特に以下の3つがポイントとなります。

  • ヨガのクラスタイトルと内容が合っているか
  • 呼吸数やカウントを意識し、気持ちよくクラスを進めることができるか
  • 怪我を防ぐための動きができているか



筆記試験の内容


RYT200の筆記試験は講座内で使用するテキストから出題します。
テキストは、「ASANAⅠ」「ASANAⅡ」「ASANAⅢ」「解剖・生理」「歴史・哲学」「クラス構成・ティーチング」「OMYOGA理論」の7種類です。

7種類のテキストによって、「自分のために行うヨガ」と「人に教えるためのヨガ」のどちらも身につけることができます。それぞれのカテゴリーに生理学や解剖学、心理学といった専門分野の要素も織り交ぜられているので、ヨガについて網羅的に学べます。


ASANA(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

ヨーガ学派の教典として有名なヨーガ・スートラには、ヨガで実践されるべき8支則が示されています。その第三段階に該当するのがアーサナです。現代ではヨガのポーズをアーサナと呼ぶことが多く、ポーズと呼吸法の組み合わせることがポイントになります。筋肉をほぐし、心を落ち着かせて行うアーサナについて、基礎から応用までの知識を問うのが試験の狙いです。

また、ASANAⅠでは、ヨーガアーサナの正誤の判断基準となる「中立」を学びます。中立はOMYOGA独自の考え方であり、初心者でも体についての多くの知識を身につけることが可能です。テストには、ヨガに必要な基礎解剖について出題されます。


歴史・古典哲学

インド6派哲学の一つであるヨガ。その歴史は、インダス文明にまで遡ると言われています。インダス文明にある最大級の都市遺跡「モヘンジョダロ」からも、座法や瞑想をする人が描かれている出土品があるほど、ヨガはインドの歴史に深く関わっているのです。

また、ヨガと聞くとアーサナのようなポーズをとることと捉えがちですが、ヨガ哲学の観点ではその後の瞑想や呼吸法がメインとして考えられています。RYT200の試験において、このテキストからの出題は特にありませんが、「アーサナと呼吸のつながりとは何か?」、自分の言葉で答えてもらうところがあります。


解剖・生理学

体のどの部位を使うのか、筋肉や骨がどういった動きをするのかを学ぶことで、ポーズの精度を高め、怪我の防ぐことができます。解剖・生理のテキストは、他テキスト全体を補足するような形の教材です。解剖に関するテスト内容は、ASANA1から出題されます。


クラス構成・ティーチング

RYT200の試験ではクラス・ティーチングの進め方も出題します。自分の頭では分かっていても、人に教えるとなると伝え方が大切です。また人数に応じて、授業の進め方を工夫する場合もあるでしょう。講座では、実際に授業することを想定してクラスを作る機会もあります。生徒として学んだことを活かすように講師としての心構えを学びます。


OMYOGA理論(哲学)

OMYOGAではヨガに関する学びとして、上記の6項目のほかにOMYOGA理論を出題します。生徒によってヨガに対する考え方は異なります。どういった考え方に基づいてヨガを行っているか、OMYOGA独自の理論を学ぶことで、ヨガの価値観、授業を受けるときの視野を広げるのが狙いです。から出題されます。



RYT200の実技試験


RYT200の実技試験は、実際のクラスで行うような60分~75分のオリジナルのクラスを作ることが課題になります。
「クラス作ることは難しいのではないか?」という方もいると思いますが、試験で初めてクラスを作るわけではありません。

ヨガスタジオリンデンのRYT200の講座では、ハタヨガ、ヴィンヤサヨガ、リラックスヨガなど、ベースとなるヨガのタイプを習います。これらのヨガは、自律神経の働きやウォーミングアップなどの時間配分、ポーズ数の考え方が違うため、それぞれのタイプに合わせて学びます。

クラスの作り方についても丁寧に解説いたします。
講座では講師が作ったクラス内容を板書し、どのように作られているのかを一緒に確認します。
その後、実際にクラスを受け、自分たちで作成するという流れになっています。
指定されたヨガのスタイルに合わせて授業を作る機会は6回あり、クラスに必要なポイントを押さえているため、比較的簡単に作成できるのです。

以下のものがポイントとして挙げられます。

  • ヴィンヤサ、ハタ、リラックスなどの異なるヨガタイプの違いの出し方
  • タイプ別呼吸のとり方、言葉のあわせ方
  • ストレッチ理論
  • 時間配分
  • 時間内に割り当てるポーズ数
  • アーサナの難易度の考え方
  • デモンストレーションの方法
  • 呼吸法や瞑想の取り入れ方
  • クラス対象者の理解

また実技試験を通してオリジナルのクラスを作る過程で、自分の好きなヨガスタイルが見えてくるはずです。ベースとなるヨガのタイプを決め、そこからどういったものと組み合わせるのかによって、その人の個性が見えてきます。アロマヨガやシニアヨガ、キッズヨガ、姿勢・骨盤矯正など自分がどういった分野に興味があるのか、将来の方向性を決めるきっかけにしていただければ幸いです。

日々の講座を通して、自信をもって実技試験に臨めるでしょう。

普段の講座が試験内容の中心



ヨガスタジオリンデンのRYT200の試験内容や合格のポイントについてお伝えしました。
日々の講座内で説明する重要なポイントを押さえることで、試験の合格に近づくことができます。テキストで学んだことが実技に活かされる面もあるので、二つの試験は相互補完の関係にあるのです。

テストを受けることによって、クラスに必要なスキルを順を追って身につけることができます。また、最終日は全員がオリジナルのヨガクラスを作ることができ、実際テストを受けた生徒からも「学びを確認する機会があって良かった」との声も多くいただいております。

また評価は、生徒全員に共通してチェックできる項目だけでなく、生徒それぞれの特徴も踏まえたうえで行います。ヨガスタジオリンデンでは講座を通して生徒の特徴を理解し、授業の強化するポイントを考え、受講生が全員合格できるように資格取得をサポートします。

資格取得後の生徒の進路は、ヨガスタジオの講師や地域で開催するヨガイベントの先生などさまざまです。独立してフリーランスのヨガインストラクターとして活躍される卒業生も非常に多いです。講座内で出会った仲間と一緒に仕事をされている方や、ダンスやリハビリといった別のジャンルとヨガを組み合わせた方もいます。もちろん自分自身と大切な方と丁寧に向き合うために資格を取得する方も多いです。

RYT200のカリキュラムには、「ゆるヨガビジネス」も組み込まれています。プロフィール撮影・プロフィールの書き方・集客の方法など、独立したときに活かせる内容も学べます。
進路について不安な点がある方でも安心して取り組めます。


現在生徒を募集しているRYT200のクラスもあります。
受講に関して不安点や気になる点がある方は、お気軽にご連絡ください。

無料説明会・見学会のご案内